【ベツレヘムの星便り】358号  聖書はどのように読めばいいのか?



◆【ベツレヘムの星便り】(旧:ユピテルジョージの今週の星便り)


2019/6/30                   358号


こんにちは、杉本譲治(旧:ユピテルジョージ)です。
いかがお過ごしでしょうか。
前回は、これから僕がキリスト教という枠組みの中で
お伝えしていきたい「無償の愛(アガペー)」について、
イエスの「汝の敵を愛せよ」という御言葉を引用して、語りました。
今回は、そもそも実際に聖書を手に取ったことがある方なら
どんな人でも感じたことがある疑問、
「そもそも、この分厚い辞書のような書籍の
どこから読めばいいの? どのようにして読めばいいの?」
という疑問に答えていきたいと思います。
新旧両訳聖書の総ページ数は、一般的に用いられている新共同訳では、
創世記からマラキ書までの旧約聖書39巻で1501ぺージ、
マタイの福音書からヨハネの黙示録まで、全27巻で480ページもあります。
つまり、新旧あわせて、2000ページ近い書物になるのです。
確かに、この文量に圧倒されて、
いくら前回お伝えしたように、「聖書は神様からのラブレター」だといっても、
いざ、さぁ読もうと思うと、おののいてしまいますよね。
というか、いきなり2000ページの書籍を何のガイドもなく読むことは
ほぼ不可能でしょう。
でも、安心してください。おそらくほとんどすべての人が
最初にこのハードルの高さを感じているのです。
そして、このように皆乗り越えていくのです。


▼聖書はまず「ざっくりと読むこと」が大事。


聖書を読む上で大事なことは、
とにかく一にも二にも、最初は「ざっくり」と全体をとらえるという方法をとることです。
簡単にいうと、まずは漫画から入り、
その上で、映像を使い、そこからようやく聖書自体に入る
といったプロセスが大事。
そうでないと、ほぼほぼ確実に挫折してしまうと思います。
これはかつて僕が占星術を教えていた時にも、重要な学習方法として、
同じことを伝えていたのですが、
膨大な量の勉強をするときには、細かい部分ではなく、
全体をざっくりととらえながら、徐々に徐々に部分を見ていという
「ゲシュタルト認識」をベースにした学習が大事なのです。
最初は荒い解像度から入って、そののち次第に解像度を
細やかにしていく感じですね。
一つ一つの要素を覚えていって、最終的に全体を理解して、
ひとつの意味を見出そうとする
「要素構成主義」という勉強方法では、どこまで勉強しても、
なかなか全体像は、頭に入ってきません。
日本語も、辞書で「あ」から順番に覚えていないですよね。
英語もなんとなく「ハロー」から始まります。それと同じです。
またそもそも日本人の文化と全く異なる地域のストーリーなので、
そもそもどんな服装をしていたか、どんな気候なのかなど、
文字を読むだけだと想像がつきませんよね。
まずは映像や絵から入ることも大事なポイント。


▼聖書を、「読む目的」とは何か?
知らず知らずのうちに陥っている「完璧主義」を手放して、
気持ちがぐっと前向きになる。


そして、勉強方法よりもさらに重要なことは、
そもそも読む理由を明確にすることです。
理由もなしに、何かを続けて取り組むことは、苦痛でしかないですよね。
聖書を読むことは決して苦行ではないのです。
では、あなたにとって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
それは、シンプルに言うと、
日々の生活の中における「完璧主義」から離れて、
そのままの自分でいいと思えるようになること。
そして、気持ちがぐっと前向きになり、
どんなことにもブレない自信と安心が身につくことです。
例えば、相手から責められているわけでもないのに、
なんか勝手に相手から責められているように感じて、
自己防衛的になったり、言い訳をしてしまうことってありませんか?
あるいはケンカした時に、素直に謝れなかったりすることってありませんか?
こうした時に、イエス様の愛を知っていると、
心を開いて人と関われるようになったり、
素直に謝れて、すぐに人間関係が良くなったりします。
また、僕が以前ずっとテーマとして扱ってきた
インナーチャイルドの癒し、機能不全家庭というテーマについても、
このイエス様において表現されたアガペーの概念無しに、
インナーチャイルドを癒すことは、ほぼ不可能ではないかと
長年の経験上感じています。
あなたは、両親のすべてを赦せますか?
もし、イエス様の愛を知っていると、
赦せるようになるんです。無条件に。
これってすごいことですよね。
さて、聖書の基本的な教えは、創造主の愛にあり、
またその愛に基づく赦しにあります。
特に新約聖書の中で一貫して伝えられているメッセージは、
イエスキリストを自分自身の個人的な救い主として受け入れるだけで、
この途方もない無償の愛のエネルギーの中に入れるということなんです。
そのために必要なもの。それは、ただただイエス様を信じること。
それ以外に、何の修行もいらないのです。
これを、新約聖書では、原罪の贖い、信仰義認、永遠の生命、
栄化と聖化といったような専門用語で語られるのですが、
先ほどもお伝えした通り、細かい部分をとらえすぎると
全体像は頭に入ってきません。
まず初めに大事なことは、「ざっくりと」捉えることなんです。
僕なりのシンプルな言葉で言うと、


聖書の世界を知って、イエス様を信じると、
それだけで不思議なくらい完璧主義だった自分が
人を赦せるようになったり、日々のイライラや焦りがなぜか自然と消えてしまう
といったことが実際に起こるということなんです。


つまり、実際に生活の中で、変化を感じるということですね。
最初の目的は、これくらいざっくりであることが大事ですし、
僕がこのメルマガで、あなたに感じてほしいことも、
結局突き詰めれば、これくらいシンプルなことなんです。
それが、「無償の愛」なのです。


▼ではどこから読むのがいいのか?


さて、この2つを踏まえた上で、実際にどこから読むといいのでしょうか。
それはとてもシンプルです。
イエス様が実際に活動をなさっていた約3年半にわたるご様子を
4人の聖書記者が別々の視点から描いている、
新約聖書の「四福音書」から入っていくと、とても分かりやすいです。
四福音書とは、
マタイの福音書、マルコの福音書、ルカの福音書、ヨハネの福音書の
4つのストーリーです。
そして、今の時代とてもありがたいことに、
この4つの福音書を、超教派(特定の教派に所属していないグループ)
の方々が、すべて美しい映像を無料で公開してくださっているんです。
映画のようなクオリティなので、見ごたえがすごいです。
【マタイの福音書】https://www.youtube.com/watch?v=s44IDy3emkI 
【マルコの福音書】https://www.youtube.com/watch?v=YsAkNmbxc4U
【ルカの福音書】https://www.youtube.com/watch?v=joqnK7A9dQM
【ヨハネの福音書】https://www.youtube.com/watch?v=fhAfypcxQ8Q
このいずれの映像も、地の文は、小説的に読みやすく訳された
リビングバイブルという書籍の翻訳と全く同じものになっています。
それぞれの映像が約3時間ほどあるので、全部で12時間と、
かなりのボリュームになるのですが、安心してください。
実際この四福音書は、お互いに重複する部分も多く、
ひとつの映像を見た後に、また別の映像を見ると、
いろいろな気づきがあるようになっているのです。
まずは、全体をざっくりと把握するという意味でも、
一番短いマルコの福音書(映像で2時間程度の長さ)
から見てみるといいのではないでしょうか。
ちなみに、四福音書を上の4つの映像で押さえれば、合計212ページ読んだことになり、
480ページある新約聖書のすでに1/2近くの文章を読み終えたことになります。
これもすごくありがたいことですよね。
また、映像で一気に見るにしても、2-3時間くらいの時間を確保しないといけないですから、
ひとまず映像を観る前に、漫画でざっくりと押さえるのもおすすめです。
僕が個人的に分かりやすいなと感じ、好きな漫画はこちらです。
30分から1時間もあれば読めると思うので、映像を見るよりも先にこちらを見たほうが
より理解しやすいかもしれませんね。
(なお、こちらの漫画はAmazonの読み放題サービスに入っていると、無料で読めます)
マンガで読む名作 聖書~福音書の世界~ 佐藤ヒロシ
https://www.amazon.co.jp/dp/B01ARO2AA6/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_R1hgDb41GT3X1


今日は主に、そもそも聖書はどこから読めばいいのか?
というテーマについて扱いました。
とにかく初めて聖書に触れる時には、最初はざっくりと、
全体像を掴むということがとても大事です。
また、その中で、次第に自分の好きな聖句や、
イエス様のたとえ話が出てくると思います。
このメルマガでもしばらくは、こうして聖書の世界に
「ざっくりと」慣れ親しんでもらうためのメッセージを
継続してお届けしていきたいと思います。
さて、今週もあなたにとって素晴らしい一週間になりますように。
父と子と聖霊の御名において、お祈りいたします。アーメン。


メールマガジン【ベツレヘムの星便り】(旧:ユピテルジョージの今週の星便
り)
発行者:杉本譲治


▽今週もあなたにとって素敵な1週間になりますように。
父と子と聖霊の御名において、お祈りいたします。アーメン。
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